今回は、英語で日記を書き始めたが「単語や文法の知識がなく何をどう書けばいいのかわからない……」という方向けに、具体的にどう日記を書けば良いのか、英語日記に使える基本フレーズ、そして文法を解説していきたいと思います。
日記で使える基本フレーズ
初めて英語で日記を書く方はまずはその日の天気を書いてみるといいでしょう。実際に挨拶で天気の話をすることは多く、意外と実用的です。天気に関する単語は一通り覚えて表現できるようにしておくといいでしょう。
天気の表現は非常に簡単で、「It was ~(今日は〜だった)」となります。
例:It was windy today.(今日は風が強かった。)
ただし、天気を表す形容詞は非常に多く様々なバリエーションを日記の中で使用して、実際にも使えるようにしておくことをおすすめします。
sunny(晴れた)
rainy(雨の)
windy(風の強い)
hot(暑い)
cold(寒い)
snowy(雪の)
stormy(嵐の)
dry(乾燥した)
foggy(霧の多い)
frosty(凍るように寒い)
chilly(寒い(cold)よりも強い)
freezing(ものすごく寒い)
cloudy (曇りの)
いかがでしょうか?実際にはここに書いた以上にあり、天気を示す表現は実はかなり多いです。一通り日記で試すだけでも、使える表現が増えるはずです。
よくある間違い
It was rain. / It was snow.
これらはよくある間違いの例で、rain, snowは動詞になるので正しくは、It rained. It snowed. となります。簡単な違いですが、動詞と形容詞の違いを確認することができますね。
次に移動に関するフレーズですが、「電車で〜へ行った」、「徒歩で〜に行った」など移動手段に関するフレーズも覚えておくと便利でしょう。
・on foot(徒歩で)
例:I went to a grocery store on foot.(私は徒歩でスーパーに行った)
・by train or bus(電車で・バスで)
例:I usually go to school by bus, but today I missed the bus so instead I went there by train.
(普段はバスで学校に行くが、今日はバスを逃したため代わりに電車で学校へ行った)
get on 〜(〜に乗る)
get off 〜(〜から降りる)
catch a 〜(列車に間に合う)
miss a 〜(列車に乗り損ねる)
なども合わせて覚えておくと便利でしょう。
自分の感情に関する表現も英語で日記を書くには必須になるはずです。まずは基本的な表現をおさえて、そのほか様々な表現を覚えておくと便利でしょう。「私は〜だった」と表現する場合は基本的には、「I was (形容詞)」でOKです。または「I felt 形容詞」でもOKです。
例:I had dinner with my parents today, which made me feel happy.
(今日は両親と夕食を食べて、それが私は幸福な気持ちにさせた)
made me 形容詞(私を〜な気持ちにさせる)も非常に使える表現です。
感情を表す主な形容詞
amazed(びっくりした)
surprised(驚いた)
pleased(嬉しい)
happy(幸せな、嬉しい)
glad(嬉しい)
excited(興奮した)
annoyed(イライラした)
irritated (イライラした)
sad(悲しい)
mad(頭にきた)
nervous(緊張した)
guilty(罪悪感を覚える)
nasty (不快な)
awful(不愉快な)
embarrassed (恥ずかしい)
disappointed (がっかりした)
bad(悪い)
terrible(ひどい)
horrible(さらにひどい)
日記に使える文法解説
まず、文法において最も重要なのが時制です。適切な時制で表現することは日記に限らず英語では非常に重要です。全く難しくはないので要点をおさえましょう。
時制の種類
・現在形(習慣や慣習を表す)
例:I go to a gym at least twice a week.
(私は最低週に2回ジムへ行く)
これはこの人の習慣を表していますね。日記で使用することはあまりないかもしれませんが例えば、
Although I usually take a bus to the school, I went there on foot.
(普段は学校にバスで行くが、今日は徒歩で行った)
など、普段の習慣と反することをした際には、使用するケースがあるでしょう。
・過去形(過去の出来事を表す)
過去形は日記の時制で最も使うことになるはずです。
例:I spent two hours writing an essay in the morning.
(今朝はエッセイを書くのに2時間費やした)
うっかり、I spendと現在形にしないように注意しましょう。基本的な動詞の活用はおさえておくといいですね。
・未来形(未来のことを表す)
未来形は未来の予定を表す際に使用します。
例:I am going to visit my grandmother tomorrow, so I’m excited.
(明日はおばちゃん家に行く予定なので、楽しみだ)
このように、明日以降の予定を日記に記述する際などに使えるでしょう。
または、
例:I hope it will be sunny tomorrow.
(明日晴れるといいな)
など、明日以降の天気や出来事の希望などを記述してもいいですね。
・完了形(完了、継続、経験を表す)
完了形の形: has / have + 過去分詞完了形は主に用法が3つに分かれており複雑です。
例えば、
It has been a while since I met him last time, so I feel kind of nervous about tomorrow’s gathering.
(最後に彼に会ってからしばらく立っているので、明日の集まりは少し緊張する)
など、「どのぐらい継続して〜している」、「どのぐらい継続して〜していない」などを表す際に使用できます。少し難易度が高いので、日記に慣れてきたら使用するといいでしょう。
次に関係代名詞ですが、英語日記を書く上で必須の文法知識になります。関係代名詞の役割は名詞を説明することです。文法事項のなかでも理解が難しいほうです。まずは基本を理解してみましょう。
例:I went to a theme park that is famous for a thrilling ride.
(私はスリルのある乗り物で有名なテーマパークへ行った)
I went to a theme park.「私はテーマパークへ行った」でも文章としては成立しますが、
I went to a theme park that is famous for a thrilling ride.
このように書くことで、どのようなテーマパークに行ったのか、テーマパークをより詳しく説明することができます。
このように名詞を説明できるのが関係代名詞です。なぜ関係代名詞が重要なのか。それは、単に「テーマパークへ行った」だけでは、味気ない文章になってしまい、毎回短い文章で終わってしまうからです。関係代名詞をおさえることで、細かい説明を加えることができ表現できる幅が増えます。
分詞の役割は関係代名詞と同じで、名詞を説明することです。まずは基本的な使い方をおさえましょう。
例:I went to a museum recommended by my friend.
(私は友達によって勧められた(友達が勧めた)博物館へ行った)
museum (博物館)→ museum recommended by my friend (友達によっておすすめされた博物館)と名詞 museumを詳しく説明しています。
名詞の前にくるケース
後ろに何も伴わない場合
例:I went to a recommended museum.
(私はおすすめされている博物館へ行った)
名詞の後ろにくるケース
後ろに何か伴う場合
例:I went to a museum recommended by my friend.
(私は友達によって勧められた(友達が勧めた)博物館へ行った)
日本語で、「〜される」を受け身(受動態)と呼び、日記を書くうえで非常に重要です。まずは例を見てみましょう。
例:When I was asked if I would come to the party, I said ‘I wish I could, but I can’t.’
(パーティに来るかどうか聞かれたとき、「できたら行きたいのだけど……」と答えた)
I was asked ~:これは、「私が聞いた」のではなく、「私は聞かれた」となります。聞いたのか、聞かれたのでは大きく意味が異なってしまいます。日記で出来事を伝える際にも非常に重要になるのでおさえておきましょう。
助動詞は日記での表現を豊かにするうえで必須です。まずは基本的なものをおさえて、使えるものを徐々に増やしていくといいでしょう。
・can「〜できる」/ could「〜できた」
例:I couldn’t attend the seminar because I missed the train.
(電車を逃してしまい、セミナーに出席できなかった)
日記では「〜できた」「〜できなかった」と表現したい時に使えるでしょう。
・may / might 「〜かもしれない」
例:At first I thought it might be difficult to do that, but it turned out to easy.
(最初はそれをするのが難しいかもしれないと思ったが、実際には簡単だった)
・should 「〜すべき」
例:I said to him ‘You should ask her out!’
(私は彼に彼女をデートに誘うべきだと言った)
・have to / must 「〜しなければならない」
例 I had to meet my professor to talk about the paper.
(レポートについて話すために、教授に会わなければならなかった)
これらが基本の助動詞になります。助動詞 + 動詞の原形で使えるので簡単ですね。実は、助動詞は過去形にすることができ、日記で使えると格段に表現の幅が増えます。以下の表現も余裕が出てきたらチャレンジしてみましょう。
・must have + 過去分詞「〜だったに違いない」
例:He told me about the war he had experienced and I thought it must have been really hard.
(彼は戦争について私に教えてくれ、私はそれはものすごく大変だったに違いないと思った)
このように「〜だったに違いない」という意味で使うことができ実際に非常に使われる頻度も高いです。日記で使えるようにしておけば間違いなく役に立つでしょう。
・should have + 過去分詞「〜すべきだった」
例:It started to rain all of a sudden on the way to home, so I thought I should have brought an umbrella.
(帰り道に突然雨が降り始めたので、私は傘を持って来るべきだと思った)
should have + 過去分詞は「〜すべきだったが実際にはしなかった」時に使用されます。
他にも助動詞の過去形の種類はありますが、日記ではまずはこの2つを使えるようにしておくといいでしょう。
比較級はおそらく上で挙げた5つより使い頻度は高くないでしょう。使えれば間違いなく日記でも役に立つはずです。まずは例文から確認してみましょう。
例:The movie that I watched today was much better that I had expected.
(今日みた映画は思っていたよりもずっとよかった)
いかがでしょうか?「想像していたよりも(思ったよりも)、よかった(悪かった)」という表現は日常でかなり使うはずです。基本的な比較の作りかたをおさえておきましょう。
まとめ
英語で日記を書くためにはある程度のインプットが必要となります。全くゼロの状態から書ける人はいないはずです。まずは今回紹介した例文や表現を参考にしながらでいいので書いてみましょう。
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