今回は、英語学習におすすめのインターネットサイト6つを紹介します。
現在インターネット上では、無料の有益な英語サイトが無数にあり、「結局どれがいいのかわからない、、」となってしまう方は少なくないでしょう。なるべく、目的やレベル別に分けて紹介していくので参考にしてみてください。

まずは、BBC Newsサイトです。BBCは有名なイギリスの、公共の放送局です。こちらのサイトでは、無料でニュース記事を閲覧することができます。1つの記事は長くなく、5~10分あれば読み終わるのが魅力の1つです。また、様々なトピック(Business, Tech, Science, Storiesなど)、幅広い国の情報(World, UK, Asia)に関してもの記事が充実しており、英語だけでなく世界の情勢に関して最新情報を知ることができます。
ネイティブの間では、偏りの無い情報を提供してくれていると定評があります。ある程度の文法力、単語力があり、生の英語に触れながら学習したいという方にはおすすめです。
活用法毎日1~3記事ぐらいを読む習慣をつけるといいでしょう。記事を読む際は必ず、わからない単語や表現は調べてメモしましょう。慣れてきたら記事の要約をしてみるのもいいでしょう。
- レベル:中〜上級
- メリット:1つ1つの記事が短い。トピックや国別のニュースが充実している。内容に偏りがなく、ニュートラルな情報を得られやすい。アカデミックな表現、専門性の高い単語を学べる。
- デメリット:イギリス英語で書かれているため、アメリカ英語を学びたい人には不向き。
- URL:https://www.bbc.com/news

こちらは先ほど紹介したBBCの英語学習者用のサイトになります。学習者用のサイトになるので、初心者から上級者にも有益なサイトです。
- Grammar(文法)
- Vocabulary(語彙)
- Pronunciation (発音)
- News(ニュース)
- Business(ビジネス)
こちらの5つのカテゴリーに分かれており、自分の学習したい分野を選べるのが魅力です。また、基本は動画を見て学ぶスタイルになっており、動画の長さも、1分のものから、最長6分とかなり短く設定されており、空き時間などで少し勉強できるようなスタイルになっています。Grammar と Vocabularyのカテゴリーでは、basic(初級者)、intermediate(中級者)、intermediate+(中上級者)とレベル分けがされているのも魅力の1つです。
活用法1日1〜2本の動画を見ることを目安にしましょう。動画ごとに問題が用意されているのでそれにも取り組んでみましょう。
- レベル:初級〜上級
- メリット:自分にあったカテゴリーを選べる。レベル分けがされている。各コンテンツが短く、学習しやすい。
- デメリット:同じくアメリカ英語を学びたい人には不向き。全て英語なので、学習を始めたばかりの方には難しい。
- URL:https://www.bbc.co.uk/learningenglish/

Lang Journalはライティングに特化した語学学習サービスです。中級者以上で、表現力をつけたい人に特におすすめです。なぜなら書けないことは話せないからです。
オンライン英会話レッスンをやっている人は、LangJournalでのライティングとセットで学習をすると一気に表現力が上がるでしょう。通常、作文や日記の添削は有料ですが、LangJournalは無料でできます。
活用法は、毎日7文ほどの簡単な文章を書く習慣をつけるといいでしょう。各テーマは、”今日英語で話せなかったこと”や”明日英語話したいこと”がいいです。少しずつ話せる表現を増やしていけば、気づいた時にはスラスラ話せるようになっているはずです。
- レベル:中〜上級
- メリット:書くことで、会話力も上がる。スマホアプリもあるので空き時間で学習ができる。複数のAIで添削するので、正確度が高い。正しい表現が身に付く。
- デメリット:初学者に文章を書くのはハードルが高い。
- URL:http://lang-journal.com/

次に、東京外国語大学が運営する語学学習者用のサイトです。こちらのサイトでは、英語だけでなく様々な言語に関して学ぶことができ、日本語で基礎から勉強したいという方には非常におすすめです。
英語学習者用には主に、
・会話
・発音
・文法
・語彙
4つのカテゴリーに分かれており、自分の伸ばしたい分野を学習することができます。どのカテゴリーも基本は会話につながるような内容になっており、最終的には、話すことを伸ばしていきたいという方には非常におすすめです。また、会話のモジュールではイギリス英語、アメリカ英語、ニュージランド英語、オーストラリア英語などアクセントごとに学べるのも面白い点です。
活用法まずは、文法モジュールを一通り終わらせましょう。28のトピックに分かれているので、1日1トピック進めれば1ヶ月程度で終わるでしょう。文法モジュールが終わったら、会話モジュールに入り、発音、語彙モジュールは補助的に使うといいでしょう。
- レベル:初級〜中級
- メリット:日本語でカテゴリーごとに学ぶことができる。会話に特化しており、実用的。
- デメリット:細かく文法を学びたい人にはやや不向き
- URL:http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/

こちらは少しユニークな名前ですが、非常に詳細に文法を解説してくれている、英文法に特化したサイトになります。中1レベルから高校レベルまでレベル別に細かい解説があり、そもそも「仮定法とは?」など詳細をまず知りたい方には、ぴったりのサイトでしょう。
活用法文法でわからない箇所があれば、その都度参照するといいでしょう。または、1からしっかり文法を学びたい方は、それぞれのトピックを学習していくのもいいでしょう。
- レベル:初級〜中級
- メリット:文法に関して細かく学べる。レベル別に分かれているため、どんなレベルでの使用しやすい。
- デメリット:文法に特化しているため、総合的に学びたい人には不向き。
- URL:https://choidebu.com/

こちらはYouTuberとしても有名な、アメリカ人と日本人のハーフのバイリンガルのJunさんが運営する会話に特化した英語学習者用のサイトです。
フレーズを紹介してくれるコラム記事、動画、ポッドキャストと自分にあって形態で学ぶことができます。おすすめはポッドキャストで、ネイティブスピーカーの実施の会話(5分)程度を30分ほどの長さで解説してくれます。
実際の会話から使えるフレーズを学ぶことができるので非常に実践的で、かつ日本語での説明をしてくれるのでわかりやすいです。また毎回のテーマはそのまま会話の話題に使用できるものが多く、英語で話すネタを提供してくれる点も魅力の1つです。
活用法時間がある際は、ポッドキャストを聞いてみましょう。ポッドキャストのアプリからも聞くことができます。1話ごとに、4~5つほど、ピックアップしたフレーズを紹介してくれます。まずは、それらをインプットして実際に使ってみると非常に効果的です。
- レベル:初級者〜上級者
- メリット:メインはポッドキャスト、動画なので学習しやすい。日本語での丁寧な解説がわかりやすい。
- デメリット:アメリカ英語なので、イギリス英語を学びたい人には不向き。ポッドキャストの時間がやや長め。
- URL:https://hapaeikaiwa.com/
無料でできる英語学習サイトはたくさんあります。ぜひみなさま活用してみてください!