「英語日記で人生が変わった」――開発者が LangJournal を作った理由

カナダで気づいた“英語は環境だけでは伸びない”という現実

開発者の佐藤は20代後半、ワーキングホリデーでカナダへ渡りました。

「英語圏で暮らせば自然に話せるようになる」と信じていましたが、現実は違いました。買い物や職場では決まりきったフレーズばかり。スピーキング力はほとんど伸びず、むしろ単語力の不足や文法の甘さを痛感する毎日でした。

英語日記との出会い

語学学校の先生に悩みを打ち明けたとき、提案されたのが英語日記です。

・毎朝書いた日記を提出
・翌朝、先生から赤ペン添削+一言コメントを受け取る

ちょっとした文通のようで楽しく、他の生徒も次々に参加しました。みんな毎日は書かなくても、週に1回だけでも続けていました。

「昨日の会話を一度 “ゆっくり書いて” から話すと、自然と自信がつく」
―― 佐藤のノートより

卒業後の壁:続けたいのに続けられない

学校を卒業すると、その仕組みは簡単には再現できませんでした。

・ネイティブ添削サービスは月数千円〜万単位
・毎日お願いするのは気が引ける
・代替となる無料サービスは当時ほとんど存在しない

こうしてせっかく続いた“英語日記習慣”は途切れてしまいます。

「ないなら作ろう」――LangJournal の原点

帰国後、佐藤は「あのときの仕組みをアプリで作れないか」と考えます。

・気軽に英語日記を書ける
・一言コメントでモチベが続く
・添削がシンプル

こうして誕生したのが LangJournal です。開発当初から「書くほどに学びが蓄積される」仕組みを重視し、チーム機能や単語分析といった機能を少しずつ追加してきました。

先生役は AI とコミュニティ

現在の LangJournal では、ネイティブの先生の代わりにAI による添削が一部サポートし、加えて同じ言語を学ぶユーザー同士がコメントを送り合うことで、当時の“赤ペン+一言”体験を再現しています。

失敗から学んだ“続ける仕組み”

英語日記の最大の効果は「ゆっくりアウトプットしてから話す自信がつく」ことでした。しかし続かなければ意味がありません。だから LangJournal は、以下の設計を大切にしています。

・毎日でなくてもOK ― 週1でも履歴が伸びるUI
・一言コメント ― 長文レビューでなくても励みになる
・自動で単語を可視化 ― 書いた分だけ成果が見える

これからのアップデート

・よくある間違いの可視化
・日記振り返りレポート
・学習チーム同士での比較機能

まだまだ“当時あったらよかった仕組み”を形にしていきます。

最後に

「英語日記が習慣になれば、海外でも日本でもアウトプットに困らない」

佐藤がカナダで学んだ、このシンプルな事実を LangJournal はアプリとして届けていきます。もし英語日記に興味があれば、一度試してみてください。きっと“書くほど伸びる”感覚を味わえるはずです。