「英語日記ってよく耳にするけど意味あるの?」
「英語日記を続けるとどんな効果があるの?」
このような疑問をお持ちの方に向けて、今回は英語日記が必要な3つの理由とその学習効果を5つ解説していきます。
結論から言うと、ライティング力だけでなくスピーキング力アップにも効果があるおすすめの勉強法です!
これから英語日記を始めようと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
Table of Contents
まずは英語日記が必要な理由を解説します。
英語力を向上する上で英語日記が重要な理由は次の3つです。
- 学習した英語をアウトプットする場になるから
- 自分の英語力を確認できるから
- 毎日英語に触れる習慣作りになるから
ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
英語日記が必要な理由1つ目は、「学習した英語をアウトプットする場になるから」です。
語学はインプット学習だけでは効果が期待できず、実際に学んだ単語や表現、文法を「活用する」ことが重要。
しかし教材を使って単語や文法をインプットする方は多くいますが、それをアウトプットする場を設けている方は多くありません。
中には、「アウトプットする場がない」と感じている方もいるのではないでしょうか?
そこでおすすめなのが英語日記です。
英語日記は学習した表現や文法を、無料でアウトプットすることができます。
「教材で学んだ単語や文法を、英語日記でアウトプットする」
このインプットとアウトプットを繰り返すことで、単語・文法の定着に直結します。
英語日記が必要な2つ目の理由は、自分の英語力を確認できるからです。
リスニングやリーディングでは理解していた単語や文法も、いざライティングやスピーキングで使おうとすると意外に出てこないという経験をした方もいるのではないでしょうか?
つまり英語で日記を書くと、自分の現在地「どれほど英語を使えるか」を知る機会になります。
もちろん目的にもよりますが、英語は「分かる」ではなく「使える」ことが大切ですよね。
英語日記を通して、自分の英語力の現在地を把握できるため、自分の実力を測るためにも必要な勉強法の1つです。
最後の理由は、毎日英語に触れる習慣作りになるからです。
英語日記を続けると必然的に毎日英語に触れることになり、英語学習の習慣作りができます。
語学学習にはインプットとアウトプットが重要ですが、最も大切なことは学習を継続することです。
毎日決まった時間に英語日記を書く習慣をつけておくことで、英語学習を継続させるきっかけになります。
こうした学習の継続が英語力を向上させることに繋がります。
続いては、英語日記の継続で期待できる5つの学習効果をお伝えします。
- 日常生活で使う単語・表現が身に付く
- 効率的に語彙や表現を覚えられる
- ライティング力が鍛えられる
- 語彙や表現の幅を広げられる
- スピーキング力が上がる
英語日記はその名の通り、その日に体験したことやそのときに感じたことなど、自分の日常を書き記します。
つまり、日常生活でよく使う単語や表現を身に付ける最高の場です。
教科書や参考書の長文読解に慣れ親しんだ方でも、意外と日常生活で使う表現を知らないという方が多くいます。
- 寝坊したので急いで出かける用意をした
- 早く退勤できたので半年ぶりに友だちとご飯を食べに行った
- 寝不足で授業中寝そうになった
上記の様に、「寝坊した」「急いで」は分かるけれど、「寝坊したので急いで出かける用意をした」はどう表現したら良いだろう?と考え込んでしまいます。
日常生活で使う表現を英語でスッと伝えられるようになると、コミュニケーション能力の向上も期待できますね。
これまで参考書に記載されている単語や例文を見ても、すぐに忘れてしまったり、なかなか覚えられなかったりした経験はありませんか?
これは特別なことではなく、私たちにとって興味・関心がないことや自分に関係ない内容を覚えることは簡単なことではありません。
逆に言うと、毎日使用する単語や文法、自身の生活に関連する表現は覚えやすいということです。
そのため日常や自分の周りのことについて英語で書き記すことで、効率的に語彙や表現を覚えられるようになります。
単語を覚えるのが苦手だと感じている方には、英語日記の活用がおすすめです。
毎日少ない文章でも、書く習慣をつけているとライティング力が鍛えられます。
「英語を読むのは得意だけど、書くのは苦手…」という方は少なくありません。
なぜなら、リスニングやリーディングで内容を理解する力と、自分がゼロから文章を作り出す力は全く別物だからです。
どのように文章を書き始めて、どの接続詞を使い、どういった風に文章を締めるのか。
普段のリスニングやリーディング中に意識することはほとんどないですよね。
英語で日記を書く習慣をつけることで、日記の書き方だけでなくライティングの基礎ルールについても知る貴重なきっかけになるでしょう。
英語日記は新しい単語や表現に出会う場でもあります。
知っている単語や文法を駆使して表現することも大事な力ですが、英語日記では新しい単語や表現を使って覚えていくのがおすすめです。
- 嬉しかった→嬉しくて涙が出そうになった
- 悲しかった→声が出ないほど悲しかった
- 驚いた→驚いて二度見した
このように意味は大きく変わらずとも、書き方が少し変わるだけでパワーアップした印象を与えます。
もちろん無理に変える必要はありませんが、毎日同じ表現を使ってしまう場合は工夫してみると良いですね。
「いつも似たような表現を使ってしまっている」という方は、英語日記で語彙や表現の幅を広げていきましょう。
「日記」と聞くとライティング力に注目されがちですが、実はスピーキング力にも関係しています。
日記を通して自分の考えや気持ちを英語でアウトプットする力が、日常でのコミュニケーション能力向上に繋がります。
なぜなら、アウトプットすることで英語が「使える」状態になるからです。
文章と会話と使う場は異なりますが、英語で表すという観点ではライティングとスピーキングは共通しています。
英語日記を通して自分の考えや気持ちを英語で表す表現を身に付けることで、スピーキング力アップにも良い影響を与えます。
特に、書いた文章を何度も口に出して読む練習がおすすめです。
今回は、英語日記が必要な3つの理由と5つの学習効果を解説しました。
英語日記を続けることで期待される学習効果は次の5つでしたね。
- 日常生活で使う単語・表現が身に付く
- 効率的に語彙や表現を覚えられる
- ライティング力が鍛えられる
- 語彙や表現の幅を広げられる
- スピーキング力が上がる
このようにさまざまな効果がある英語日記ですが、何と言っても無料で始められる点が最大のメリットです。
お金をかけずに自分でアウトプットの場を設けられる勉強法なので、「無料で学べる場が欲しい!」という方にもおすすめ。
そこで次回は、「英語日記の効果的な書き方」を徹底解説します。
効果がある正しいやり方を紹介しているので、気になる方はこちらの記事も併せてご覧ください。
英語日記の効果的な書き方は?効果が見込めない特徴も紹介LangJournalは、英語や韓国語日記をAIで添削ができるアプリです。このブログの管理人が開発/運営しています。興味がある人は下記リンクからダウンロードして試してみてください!